電池交換について。。

せいこーまちっくです。

意外なことに気づきました。。。。

私は腕時計の電池交換をDIYでやったことがない。

私は1970年代生まれなので、物心ついて使用したのはクウォーツばかりだったのにも関わらず。電池交換をした覚えがない。。。。

なぜか。。。

心当たりを思いだした。

理由1:私の実家は整備工場を営んでいた。勿論実家にはプロ用工具がたくさんある。記憶にある最初の腕時計は祖母が中学入学のときに買ってくれたテクノスのクウォーツだったが、壊れるまで使った覚えがある。

そのテクノスの電池交換は整備士の従業員が「坊、ぶきっちょやさかいやったるわ、これとおんなし電池買うといで。」と交換してくれた。そして高校生・大学生になると、二つ下の弟が「兄貴ぶきっちょやさかい俺がやったるわ」と交換してくれた。弟は長じて整備士となったが、勿論圧倒的に私よりもこの手の作業が上手い。彼らは平気で電池交換時ついでとばかりにパッキン交換やグリス塗布などもしてしまった。

理由2:社会人になるとそうそう実家に戻れなくなった。が、代わりに「ビックカメラビックカメラビューカード」という便利な味方が私の時計の面倒を見てくれた。電池交換は全て貯まっているビックポイントで事足りるという状況。。。勿論一人暮らしの私は工具を買うような殊勝なことはなかった。

理由3:そのうち機械式時計を身に着けるようになった。30代はSINNとオメガとGショック電波ソーラーで通したのでそもそも電池交換の必要が長い間なかった。

 

おお。。。だから時計好きのくせに40代も後半の私は電池交換をやったことがないのか。。。今回ゲットしたWCは自分で電池交換をやってみることを心に決める。それまでこいつが現役であることを祈る。

しかし。。。職人という人種は大抵のことをDIYでやってしまう。私が職人を好ましく思い、彼らに敬意を払うのは生い立ちのせいかもしれない。