私がこの56KSに惹かれたのは
はっきり言ってそんなに程度の良くない個体です。
文字盤はくすんでるし、SEIKOのアプライドロゴの下のAUTOMATICの文字はAUは既に消えててTが消えかけてます。
キズミでみるとわかりますが、10時のインデックスは錆びてるし傷だらけのKSステンレスブレスは本来5626-7000用で、微妙にこのケースの純正ではありません。
でもですね、どうしようもなく惹かれたんです。
綺麗な個体も良いですが、「働く男のKS」がここにあると感じたんです。
多分、5年や10年ではこの味は出ません。
私が所有するまで何人のオーナーがいたのかわかりませんが、私はこいつが気に入りました。
使い込んだ「道具」としてのオーラが気に入ったのだと思います。
OHして日差20秒で快調に稼働してます。
さて、このいぶし銀56KS、ローテに入れて愛用したいと思います。
またKSが増えてしまった。。。^^;