熊野紀行③速玉大社(和歌山県新宮市)、熊野古道大門坂から那智の滝そして那智大社・青岸渡寺(那智勝浦町)
はい、熊野紀行三日目です。
↑熊野交通さんから記念品、メモ帳とクリアファイルです。この日帰りツアー、お弁当とアメちゃんもつきます。
まずは速玉大社へ
伊邪那岐さまが主祭神ということでいそいそとお参りを。。。先日の神倉神社とは違い、平地でお参りできます。
しかし、新宮市、新しい宮と書きますね。。明治の合祀令によってかなりの数の神社がここ速玉大社に合祀されています。少し悲哀を感じます。
さて、次は那智勝浦町へGO!
熊野古道、大門坂です。実際は写真よりも趣があります。綺麗に整備されてます。さすが世界遺産。ここを登っていくと那智大社へ着きます。
が、我々は時間の関係で残念ながらバスにて車道を登ります。
そして那智の滝へ↓
この滝自体がご神体として飛瀧(ひろう)神社となっています。水量が少ないので普段より迫力に欠けるそうですが、流れ落ちる滝をぼーっと見てるだけで時が過ぎます。十分マイナスイオンをいただいて浄化された気分になります。私はアニミズムの神髄がある滝信仰に相応しい神社だと思います。
が、いかんせん、周りがうるさい(写真屋さんとかの呼び込みなど)。神社仏閣観光地のスタッフとして大声上げるとこと控えるべきとこを考えたほうが良いと思います。
そして那智大社へ
なかなかの石段数を誇ります。約500段ほどあるそうです。登ってるうちに日焼けしました。
↑写真とってないのでネットから拝借
速玉大社と色遣いが似てますね。。。主祭神はイザナミ様ということで。。。
天下泰平を祈って辞します。
次、青岸渡寺です。
さて、この青岸渡寺ですが、面白いことに、紀伊山地の雄、高野山金剛峰寺の真言宗ではなく、平安仏教のもうかたほう、つまり天台宗のお寺です。面白いですねー。実に興味深い。
やはり神社仏閣とは原始アニミズムの流れを組むもののほうが本質のように感じます。仏教とか神道とか道教とかにこだわる必要が私にはないように思えます。現に私はこちらのお寺に惹かれるものがありました。
※ちなみに私が選んだわけではありませんが、私の実家は真言宗の檀家です。家内の実家は曹洞宗だったと思います。だからおそらく東京でどっかのお寺の檀家になるなら慣れ親しんだ真言宗か曹洞宗にするつもりです。
神社は近所の氏神様がスサノヲ様を祭った氷川神社さんなのでそこの氏子やってます。学生時代までは宗教なんぞ全く気にならなかったのですが、社会人になって、欧米人や華僑、東南アジア人の取引相手と交流するとわかるのですが、「あ、おれ無宗教だから」というと、なんかいろいろと不都合があり。。。
彼らにとって宗教とは身近なもので、「無宗教」のやつらなんか居るのか?と思うところもあるようなので、いろいろと嗜みとしても仏教や神道のことを考え始め。。。
で、とりあえず、俺はa Buddhistでありa Shinto believerでもあるよと実に日本人らしく答えるようになり。。。更に、「俺は真言宗のブッディストで、それはあの有名なヤマブシ、ミッキョウの宗派なんだぜ、忍者みたいでカッコいいだろ?」とか、「俺はシントービリーバーで、守り神はスサノオ、北欧神話でいうとオーディンににてるかな?クールだろ」とかいうようになったわけです。もう。。中二かよ。。。お坊さんや神職さんからみれば噴飯ものかもしれませんが、まあ、仕事上の付き合いもありますので。。。あと、外人は中二病ちっくなものが意外と好きです。まあ宗教観に関してはまた書く機会があれば書きます。
気を取り直して。。青岸渡寺境内から
境内の王道の風景を直にみることができました。軽く感動。
そして無事帰途につきました。
このあと、名古屋行きの特急まで時間がありましたので、ホテル浦島へ温泉入りにいきました。
続く?