ロレックスが。。。。

こんにちはセイコーマチックです。

 

実はちょっと前に、「あなたにロレックスをプレゼントしたい」と家内から強く言われ。。。

 

重い腰を上げてお店に見に行ったことがあります。

 

家内いわく、

「あなたもいい年なんだから、わけのわからない時計してたんじゃ貫禄がないよ」

だそうです。。。

私が「いや。。。きみは男性用といえばグランドセイコーとロレックスとオメガとブルガリしか知らないじゃん。。。」と思ったことは内緒です。

 

ロレックスを愛用する彼女にとって、私がもってるオメガも、62GSも「わけのわからない時計」だったようです。何が基準だったのだろうか。。。

あ、オメガも62GSもわりと小ぶりだな。。。そういえばエルメスも「ちゃちい」とのたまってたような。。。

 

ごついやつが良いのかな?と思ってSINNを見せるも、「そんな安っぽいやつじゃなくて」と仰る。うーん、確かにステンレスケースでメッキもしてないSINNでは輝きが足りないのだろうか。。。「でもこれ、エアキングと同じくらいの値段したんだけど。。。ほら、一緒に買いにいったじゃん。。。」益々困惑する私。

 

もうめんどくさいんで、ロレ売り場に行きました。はい。

 

で、結果どうなったかというと。。。

 

試着すれどもすれども。。。「あなたには似合わないわね。。。なんでかしら。。。」とおっしゃる家内。

 

私も腕にあててみて鏡をみるも、ピンと来ない。。。。

 

結論:「まちっく君にはロレックスは合わない」ということで決着しました。

 

今までなんとなく避けてたロレックスでしたが。。。なんとなく理由がわかった気がします。欲しいモデルも全然ないし。。。なにより、欲しくもないのに3桁万円をプレゼントしてもらうのは嫌だったので内心ホッとしました。

 

試着しながら、「ああ、これ買うなら最新のGSやザ・シチ、グラスヒュッテオリジナルが欲しいな。。。アンティークのデカバラも捨てがたい(ロレは好きじゃないですがチューダーは好きです、欲しいのもあります、出会いがなく持ってませんが)」と思ってたことは内緒です。言葉に出したら絶対怒られますから。

 

しかし。。。腕時計って完全に趣味の世界ですね。。。高価でも嫌なもんは嫌だし、安くてもトコトンほれ込めたりもする。

ちなみにMさんの影響で、ロレックスの素晴らしさは十分知ってます。内装機械・外装・アフターケアまで、とても素晴らしいと感じます。なんでしょうね。。。あの王冠マークなのでしょうか。。。チューダーに惹かれるということは、両者の違いはやはりロゴが大きく関わっているような気がします。

「中年の貫禄が出る腕時計」ロレックス以外だとなんでしょうか。。。ちなみに私はあまりファッションブランドの時計は好みません。ブルガリやショパールは宝飾品としか認識できない。。。実際手に取ってがっかりしたことは多々あります。彼女の希望は当分のあいだ、かないそうにありません。。。

 

では。

 

 

趣味にかけるお金の話

こんにちは、せいこーまちっくです。

 

私が持ってる時計で自分で買った「高価なもの」は実は少ないです。

二けた万円のものは3本しかありませんし、うち、数十万円のものは2本、SINNとシチクロだけです。当然3桁万円のものはありません。

 

実は家内と、私の身だしなみの師匠、知り合いのMさんはロレックス派です。家内は婦人用のロレとGショックしか着用しません。Mさんも、ロレとクレドール、ドルチェしか持ってないそうです。

 

高い(30万円以上のものはわたしにとって高級品です)時計を買うことに賛否両論あるのでしょうが、時計を趣味にする場合、メンテナンスの維持費も趣味の支出として考えると、年間どのくらいまでなら許容範囲なのだろうか。。。と考えたりします。

 

わかりやすく私はこう考えることにしてます。

 

私自身は実はゴルフをしません。サラリーマンの嗜みであるあのゴルフです。どんなに周りから勧められても、出世には必須であろうとも頑なに拒否してきました。私にとって日曜日は家族との大切な時間です。

 

なので詳しくはわかりませんが、ゴルフをやる人はだいたい毎年、年間30万円程度使うそうです。

 

これを趣味の基準にすると。。。。

 

腕時計の趣味というのは決して高くないと思います。

 

私が過去支払った時計のメンテナンス代も、OH、ベルト交換含めて、年間平均にするとせいぜい1桁万円です。

 

一回で一番高かったOH(修理?確か2014年末から2か月入院)も、SINNのクロノグラフで7万円程度でした。この時はOH,パッキン交換、クロノグラフボタン交換、ブレスの溶接修理、これで完璧な20気圧防水でクロノエージェントさんから帰ってきました。確かSINN144は3回目のメンテだったと思います。以前の2回はどちらも4万円程度で済んだ記憶があります。

 

結論:日本の中年男児の趣味の王道ゴルフと比べれば、腕時計趣味は全く高くない(毎年高級時計を買うような人はしりませんが)。

 

では。

 

誕生日プレゼントKS5256VANAC

こんにちは、セイコーマチックです。
ヒノマチコ先生とお話していた「時計と私」シリーズの第二弾をやってみます。
今回はキングセイコーバナックスペシャル5256-6000、亀戸製の名機です。
KingSeikoVanacSpecial5256-6000
今現役の4Sムーヴの元になった1970年代の個体です。
文字盤・・・・・光沢のあるブラウン、私好みです。Seiko,KSマークはアプライドのとても見栄えがするものです。
インデックス・・高級感のある植字で大きめのインデックスです。文字盤によく映えます。光にきらめいて宝石のようなきらめきを見せる面構え。。。素晴らしい。
リューズ・・・・KSマークのオリジナルです。かっこよいです。
ブレスレット・・無垢ブレスの細身ですがしっかりとしたものです。とても私ごのみです。
バックル・・・・vanacのロゴが入った純正です。Vanacシリーズ純正バックルはKSマークではありません。
ご覧のように全てオリジナルです。
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さて、「時計とわたし」ですので、これが私のもとにある経緯を書きます。
私はあまり時計には詳しくなかったのですが、昔から個性的なものを好みました。バッグ、靴、ネクタイ、スーツなんかもそうですね、ブランドとしてはフェラガモやヴィトンのエピを好んで使用してました。
この時計を頂いた当時は、ゼロハリのアタッシュケースに明るめのフェラガモの靴、派手なブルガリやフェラガモのネクタイ、ピークドラベルの暗めのシングルスーツなんぞをイキがって着用していた頃でした。
このVanacをプレゼントしてくれたのはホテルの支配人Mさん。私が好んで使う某ホテルの良くお世話になったおかたです。
Mさんとはなぜか良く気が合い、プライベートで今でもお付き合いしています。仕事では当然仕事の付き合いなのですが、私よりも10歳ほど年かさのMさん、よく○○君、○○君、と気にかけてくれました。
そんな人生の先輩であるMさんが誕生日プレゼントとしてこのバナックを贈ってくれました。
「まちっく君にはこれ、よく似合うと思うよ、個性的だから」と。
実はセイコーのこの時期の時計は、製造年・月が刻印されていて、Mさんはわざわざ私の生まれ歳、生まれ月のVANACを贈ってくれたのです。
なんて素敵な。。。。にくい演出。
ホスピタリティのプロであるMさんを物凄く尊敬し、感謝した瞬間です。
私にはとても思いつかない演出です。
時計ってすごく好みが大切、よく知らない人に贈っても、その人の好みに合うかどうかはわかりません。
プレゼントとしてはかなりリスキーな代物なんです。
改めて。。。プロのおもてなしの凄さを感じます。

では。

歳とともに好みはかわる?

こんにちは、せいこーまちっくです。

 

いつの間にかおっさんになってましたが、時計の好みって変わります。

 

10代・・・・そもそも時計って要るの?の世界。受験の時しか使わなかったから、多分安いクウォーツを使ってた気がする。。。18歳の時に親父のオメガ(デビル二針)を受け継いだが。。。OHするコストがもったいなくてお蔵入りしてました。。。

 

20代前半・・・・なんか。。。今思うとわけのわからんファッション時計してたような。。。スウォッチ?を使い切りにして何個か買った覚えが。。。そしてパーティーとかで親父のオメガ時々登場してた。

 

20代後半・・・・周りがしているロレックスとかオメガとかGSが気になった。ロレは妙に嫌だった。。。そしてGSのクウォーツかオメガシーマスターに照準を絞り。。。結局買わず!

そして上司に貰ったごついSINNを愛用するという結末。この頃はSINNとデビル2本体制。同じく上司に貰ったKSはお蔵入り。。。

 

30代前半・・・・上司に貰ったSinnが壊れ。。。クロノグラフの修理代の高さに驚き、結局同じモデルSINN144を新品で購入。。。同じモデルを下取りに出して新品を買うという、今なら絶対にやらない愚を犯してましたね。。。

 

30代後半・・・・SINNのファイナンシャルモデルが気になるも、結局144から浮気する気になれず144で通す。この頃はもうクロノグラフのOH代金にも慣れ、ガンガン毎日使用→定期的にOHで過ごす。

クロノエージェントさんにいつも頼んでたので、結構時間がかかる。OHに出してる間の繋ぎとして安いオリエントの数千円のやつ(モデル名忘れたけど46キャリパー)とGショックを購入、この電波Gはその後10年以上愛用。

 

40代前半・・・・だんだんと家族・親戚や知人から形見とか誕プレとかで古時計が集まってくるという事態がおきる。とりあえず寝かせておく。愛機は変わらずGショック・SINN144・デビルの3本ローテ

 

40代後半←いまここ・・・・ヒノマチコ先生のブログで国産古時計に触発される。改めて寝かせておいた時計たちをチェックすると。。。なかなかのものであることが数年前に判明。。。アカン。。。おもろすぎる。。。そして国産オールドにハマる。

バリバリのドレスウォッチ・・・ロードマーベルss

お祝い事用ドレス・・・デビルの金・タカノの金

夏用普段使い・・・・・グランプリ100スイマー・SINN144・52KSバナック

冬用普段使い・・・・・オリンピア手巻き・グランプリ100wg・セイコーマチック

 

一気にローテ本数が増える。。。

純正?

こんにちは、せいこまちっくです。

 

最近ヤフオク見てて気づいたのですが、

 

「KS純正リューズ、尾錠付き」とか、

「シチクロ純正尾錠つき」とか。。。

 

こういう表記を目にします。

 

しかし。。。私程度の素人が見ても、

 

「純正ちゃうやん。。。。」と一目でわかる代物が多すぎる。。(´;ω;`)

 

GSにしろ、シチクロにしろ、トンボ本や立派なコレクターさんのブログと見比べればすぐにわかります。

 

しかも何が悲しいって。。。そういう「純正~」と銘打って出品していらっしゃるのがストアだったりすることなのです。プロなのに。。。。そんな誤解を招く表現はいかがなものかと。。。

 

きちんとしたストアさんの場合は、

 

「当時ものオリエント純正尾錠つき」とか、

 

「当時ものシチズン純正尾錠つき」とか、

 

「メーカー純正ではあるが、そのモデルの純正とはかぎらない」ということをちゃんと表記して出品していらっしゃいます。

 

特に「ああ、これ誤解を招くな。。。」

 

とわかっちゃうものはやはり

シチズンクロノメーター31石、

グランドセイコーファースト

グランドセイコーセカンド

亀戸製キングセイコーたちです。

グランドセイコー62モデルもそうですね。

これらのモデルはバリエーションが恐ろしく少ないので、

トンボ本と、私がよく拝見させてもらっている「なんちゃって親父さん」などのブログを読めばすぐにわかってしまいます。

さすがに諏訪の56GSやKS、61GSなどはバリエーションが多すぎて、どのリューズ、尾錠がそのモデル純正なのかは謎なのでいくらでもごまかしはきくと思いますが。。。

 

あからさまにすぐ嘘だとわかる「純正」表記はストアの信頼を損ねるだけだと思うのですが。。。どうでしょうか。。。

 

ちなみにかなり有名なお店でも、

キングセイコー1stにKSと彫ってある尾錠をくっつけて「純正尾錠」として売ってらっしゃったりします。

同じお店で、シチクロにスーパーハイラインの尾錠をくっつけて、「純正尾錠」としてるのも見ました。

 

「いや、あんたとこがそれやったらあかんやん。。。お店に並んでるロレックスやオメガまで信用できない気持ちになるやん」

 

少なくとも2桁万円するものをあいまいな表記にしてはいけないのでは?

 

と思いました。

紅葉狩り専用キングセイコーファースト

こんにちは、せいこーまちっくです。

↓今日は紅葉狩り専用お伴さんであるKS1stの画像上げてみます。

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↓ダイヤル中心右下が焼け残り?の他は肉眼では綺麗な焼けかたです。

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↓純正リューズだと思います。くたびれ方からし

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↓プリントロゴです。1stですから。。。

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↓SDマークですね。風防も当時ものでしょう。ヒビ入ってますし。。。

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なかなか良い雰囲気出てるのではないでしょうか。。。。

調べたところ、尾錠もKS1st純正でした。初代ロードマーベルと共通のようです。

年に数回しか出番ありませんが、大切にします。