グランドセイコー 6246-9001

セイコーマチックです。

今日はコツコツと仕上げてきた62GSを乗っけます。

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↑箱の右奥は復刻版62GSの純正尾錠です。気に入ったストラップが手に入ったら付け替え用として使用予定です。

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ケースも敢えて研磨などはしません。使用傷もこの個体との歴史として。。。

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62GSの純正ブレスはどの記録にもないので、おそらく存在してないのだと思います。もしも「62GS純正ブレスはありますよ」というかたがいたら是非ご教示いただきたい。写真のブレスは51セイコーマチックPのものを流用して装着してあります。19ミリの弓菅セイコー純正ブレスは希少です。他に選択肢はありませんでした。なので着用には非常に実用的で便利なのですが、やはりラグとの高さがずれます。アールはかろうじてフィットしてますが、よく見ると高さと奥行きが合ってないのがわかります。一応51マチックPは高級モデルとの位置づけだったので無垢ブレスです。が、あまり重厚さはありません。まあ、そこが62GSの雰囲気には合っています。

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この桐箱も62GS純正ではありません。他のオールドGSのものを流用しました。資料によると62GSの純正箱は黒い革張りの外装です。桐の木目ではありません。

 

冬の普段使いとして6218マチックをメインで使ってしまうので、なかなかこのGSの出番はありません。しかしこうして鑑賞するにはやはり美しいモデルです。

あ、実用性はちなみにばっちりですよ、手巻き機能はありませんが、申し分ない精度であり、マチックPのブレスもとても使いやすいです。1週間着け続けても時間合わせの必要はありません。私の使用歩度とこの個体の調整歩度はたまたまピッタリ一致しているようです。普段使いのデメリットはメダリオンの腐食防止に、使用した日は必ずクロスで拭くのがめんどくさい程度です。

左腕に造形も美しいオールドGSを楽しみたいかたには是非お勧めの1本です。特にビジネス時計としても毎日使用したいかたには良いと思います。小ぶりで上品なモデルです。ごつさは求めてはいけません、皆無です。迫力を求めるなら、現行GSのほうがずっと良いデザインです。