上毛三山再び妙義神社から
まちっくです。
妻「ねえねえ、日曜日上毛三山ツアー行きたいんだけど、日帰りで。」
私「あ、そうなん?OK了解」
(飯は息子と二人か、スーパーのお惣菜沢山買うて。たまにはプレミアムモルツにして。。)とか考えてましたが、
私も行くことになっているのは前日に知りました。
いや、いいんですよ?別にいいんですが。。。。
朝、5時起きは辛すぎる!
こちとら東京に居ながらロンドンタイムで生きている中年男性。。。
朝五時とかもう深夜ですやん。。。
ちなみに、前日の会話。
私「いや、別にエエねんけど。。。俺榛名山とか昔ツーリングでよう行ってたって言うてへんかった?」
妻「そうなの?知らないわよ、じゃあ現地の案内とかできるわね?」
私「できるけど。。。。」
妻「もう申し込んじゃったから、明日早いよ、寝よう」
私「。。。。はい。。。。」
という感じで。
妙義山から参拝開始
↑左が男坂、右が女坂、勿論私たちはオトコ坂で!
↑銅製の鳥居です。石ではありません。
重要文化財とかです。昔ツーリングに来てた頃からあまり変わっていないので、適当にうんちく垂れながら見学です。
しかし今は便利ですねー。スマホで観光地の由来とか情報がすぐ出せます。
つづく。。。
熊野紀行後記
まちっくです。
熊野紀行、稚拙な記事をお読みいただいた方には感謝しております。
さて、神社仏閣巡りをしていて毎回新鮮な驚きがあるのですが、ここ熊野三山を中心とした旅行でお勧めを書いておきます。
お勧めの参拝さき
神倉神社
玉置神社
大斎原
いかにも神さま?仏様?もしくはそれに類する存在が感じられます。人間が作った理論や理屈ではなく、感じてみてください。
注:お勧め観光地ではありません。お勧め参拝先です。
日ごろ運動不足の私は普通に筋肉痛になるレベルの登坂路でした。安全にはくれぐれも注意してください。神倉神社とか転倒したら大けがするレベルの石段です。
お勧め宿泊施設
ホテル浦島
宿泊しなくても日帰り入浴だけでもどうぞ。スタッフの暖かさが身に沁みます。
お勧め食品
那智黒(黒アメ)
ウツボの揚げ煮(酒の肴)
秋刀魚寿司(秋刀魚の押し寿司)
生っぽいカツヲ節?
地物の縮緬雑魚
地物のシラス
とりあえず、地物の魚介類加工品はなにを食べても美味しいです。特にカツヲの生節?というか、大振りのシーチキンみたいなやつが新鮮でした。食べ方わからなかったのでスーパーの売り場で店員さんに聞いて、ホテルに持ち帰って食しました。
さて、一応これで熊野紀行終わりです。
お付き合いいただきありがとうございます。礼。
熊野紀行③速玉大社(和歌山県新宮市)、熊野古道大門坂から那智の滝そして那智大社・青岸渡寺(那智勝浦町)
はい、熊野紀行三日目です。
↑熊野交通さんから記念品、メモ帳とクリアファイルです。この日帰りツアー、お弁当とアメちゃんもつきます。
まずは速玉大社へ
伊邪那岐さまが主祭神ということでいそいそとお参りを。。。先日の神倉神社とは違い、平地でお参りできます。
しかし、新宮市、新しい宮と書きますね。。明治の合祀令によってかなりの数の神社がここ速玉大社に合祀されています。少し悲哀を感じます。
さて、次は那智勝浦町へGO!
熊野古道、大門坂です。実際は写真よりも趣があります。綺麗に整備されてます。さすが世界遺産。ここを登っていくと那智大社へ着きます。
が、我々は時間の関係で残念ながらバスにて車道を登ります。
そして那智の滝へ↓
この滝自体がご神体として飛瀧(ひろう)神社となっています。水量が少ないので普段より迫力に欠けるそうですが、流れ落ちる滝をぼーっと見てるだけで時が過ぎます。十分マイナスイオンをいただいて浄化された気分になります。私はアニミズムの神髄がある滝信仰に相応しい神社だと思います。
が、いかんせん、周りがうるさい(写真屋さんとかの呼び込みなど)。神社仏閣観光地のスタッフとして大声上げるとこと控えるべきとこを考えたほうが良いと思います。
そして那智大社へ
なかなかの石段数を誇ります。約500段ほどあるそうです。登ってるうちに日焼けしました。
↑写真とってないのでネットから拝借
速玉大社と色遣いが似てますね。。。主祭神はイザナミ様ということで。。。
天下泰平を祈って辞します。
次、青岸渡寺です。
さて、この青岸渡寺ですが、面白いことに、紀伊山地の雄、高野山金剛峰寺の真言宗ではなく、平安仏教のもうかたほう、つまり天台宗のお寺です。面白いですねー。実に興味深い。
やはり神社仏閣とは原始アニミズムの流れを組むもののほうが本質のように感じます。仏教とか神道とか道教とかにこだわる必要が私にはないように思えます。現に私はこちらのお寺に惹かれるものがありました。
※ちなみに私が選んだわけではありませんが、私の実家は真言宗の檀家です。家内の実家は曹洞宗だったと思います。だからおそらく東京でどっかのお寺の檀家になるなら慣れ親しんだ真言宗か曹洞宗にするつもりです。
神社は近所の氏神様がスサノヲ様を祭った氷川神社さんなのでそこの氏子やってます。学生時代までは宗教なんぞ全く気にならなかったのですが、社会人になって、欧米人や華僑、東南アジア人の取引相手と交流するとわかるのですが、「あ、おれ無宗教だから」というと、なんかいろいろと不都合があり。。。
彼らにとって宗教とは身近なもので、「無宗教」のやつらなんか居るのか?と思うところもあるようなので、いろいろと嗜みとしても仏教や神道のことを考え始め。。。
で、とりあえず、俺はa Buddhistでありa Shinto believerでもあるよと実に日本人らしく答えるようになり。。。更に、「俺は真言宗のブッディストで、それはあの有名なヤマブシ、ミッキョウの宗派なんだぜ、忍者みたいでカッコいいだろ?」とか、「俺はシントービリーバーで、守り神はスサノオ、北欧神話でいうとオーディンににてるかな?クールだろ」とかいうようになったわけです。もう。。中二かよ。。。お坊さんや神職さんからみれば噴飯ものかもしれませんが、まあ、仕事上の付き合いもありますので。。。あと、外人は中二病ちっくなものが意外と好きです。まあ宗教観に関してはまた書く機会があれば書きます。
気を取り直して。。青岸渡寺境内から
境内の王道の風景を直にみることができました。軽く感動。
そして無事帰途につきました。
このあと、名古屋行きの特急まで時間がありましたので、ホテル浦島へ温泉入りにいきました。
続く?
熊野紀行②PM、熊野本宮大社、産田社からの大斎原(和歌山県田辺市)
熊野紀行二日目PMです。
必死の思いで十津川温泉駅へ戻って来てから昼飯を挟んで午後、1:30頃の路線バスで本宮大社へ向かいます。
立派です。落ち着いた色遣いの本殿です。
国内最大級の神社であるということ、由緒正しいということ、信心の集め方が半端ないということ。いろいろな意味で本格的です。
⓪参道の中腹、左側にある祓戸大神にまずお参りをし、身を祓い清めます。
①証誠殿(本宮・第三殿) 家津美御子大神(素戔嗚尊)
②中御前(結宮・第二殿) 速玉大神
③西御前(結宮・第一殿) 夫須美大神
④東御前(若宮・第四殿) 天照大神
⑤満山社 結ひの神(八百萬の神)
この順序でお参りします。考え抜かれた順序だと思います。
ちなみに私の自宅は近所の小さな氷川神社の氏子なのですが、主祭神はスサノオ様です。よってなんとなく、こちらの主祭神にも親近感を抱きながら参拝できました。
いつもお世話になっております。。。。
さて、実は私はこのあと参った産田社の下調べはしてなかったのですが、女性の守り神ということで、家内が率先する形でお参りしました。そして。。。
いやいやいや。。。。ここ。。。すごいですやん。イザナミ様は定番としても、荒魂をお祭りしてありますやん。
さぞ霊験あらたかでは。。。。とりあえずいつになくかなり現世ご利益をお願いして鳥居を辞します。
そして産田社の鳥居に一礼してふりかえると。。
どーん!どーん!どーん!
↑注:家内(150センチ強)が鳥居をくぐる瞬間撮影しました。でかい。。。
大迫力の大鳥居です。国内最大です。とんでもない迫力でございます。
大斎原(おおゆのはら)です!
この大鳥居をくぐると、一転。杉の並木を進むのですが、さあっと清浄な空気に変じます。ああ、「大自然の恵みを受けている」と感じられる空気があります。
ちなみに鳥居の中は世界遺産、勝手に撮影できないのでご注意を。。。もしかしたらプロだけかもしれませんが。。。念のため。
さて、鳥居の他は神様しかいないようなこの場所で、木陰で小一時間、英気を養いました。我々が到着直後に曇りはじめ、直射日光がなくなり、大変過ごしやすかったです。
このあと、路線バスで新宮市まで無事帰りつきました。
三日目に続く。。。
熊野紀行閑話
まちっくです。実は私は和歌山県にお邪魔したのは初めてです。。実家は近畿地方の西の端っこ兵庫県、そして今回訪れたのは南の端っこ和歌山県、とはいえ、間に大阪府を挟んだだけで初訪問というのは我ながら以外でした。しかも東京に移り住んでからの訪問です。
「那智黒ォ~」というアフリカ系アメリカ人の男性とおばあちゃんのCM、
「南紀白浜ワールドサファリ」というCMが頭をよぎります(確かサンテレビのCMでよくやってた)。←現在は「アドベンチャーワールド」というテーマパークです。
義理の姉から那智黒のアメちゃんリクエストがありましたが、確かに、那智黒、東京ではとんと見かけませんでした。幼い時から慣れ親しんで黒アメだったので、私の中では「いつでも買えるもの」枠だったのですが、ロングセラー。多分四半世紀ぶりに舐めてみましたが、変わらず素朴で美味しいアメちゃんでした。
メーカーHPより
そして、和歌山紀行で特筆すべきなのが、「海辺の人々優しすぎ」というお話、実はホテル浦島で日帰り温泉を利用したのですが、首都圏との違いに戸惑い、家内が失敗することが何度かありました。が、浦島のスタッフ、そして紀伊勝浦の地元の皆さんのおかげで、温泉を満喫することができました。ホテルに迷惑がかかるといけないので詳細は伏せますが、素晴らしい漁港、素晴らしいホテルです。絶対おすすめできますので是非一度利用してみてください。
私は玉置神社参拝のため、どうしても新宮宿泊が条件だったのですが、次回熊野古道ウォークをするならば、必ずホテル浦島に泊まろうと思ってます。
さて、熊野紀行、もう少しお付き合いください。。。。
熊野紀行②AM、玉置神社(奈良県十津川村)
まちっくです。熊野紀行二日目AMです。
この日の目的地は玉置神社です。自家用車ではなく、公共交通機関で行きます。
新宮駅5:53発の奈良交通路線バス(十津川温泉下車、片道2100円)。奈良交通の路線バスです。こいつでとりあえず十津川村へといきます。このとき、駅のロータリーに⑤と書いてあるバス停で待ちます。
宿泊は新宮市内のビジネスホテル、でないとこの時間のバスには乗れません。ホテルの朝食開始は6:30、したがって朝飯は抜き!というか、こちとら普段はロンドンタイムでお仕事の人、朝6時前に飯食えるわけないやろ!と自分にツッコミを入れ、駅前のローソンで軽食を買い、いざバスへ。
※「奥さん可哀そう。。。」という意見もあるでしょうが、家内はなぜか旅行グルメには関心が薄く、「観光命」の人なので寧ろ毎回現地グルメを堪能できない私が可哀そうな感じです^^;
さて、十津川(トツカワ)村といえば。。。そう、西村京太郎先生でおなじみの十津川(トツガワ)警部の名前はこの村からとったそうです。民俗学的にも大変珍しい興味深い慣習を持つ村だったりもします。
十津川温泉のバス停はちょっとした建物で空調も効いてるので、足湯など使いながら玉置神社行きの村営バスを待ちます。土日祝日のみ玉置さん行きの村営バスが運行してます。平日だとマイカーかタクシーを使うしかありませんが、なにせかなりの山道、正直サンデードライバーや、山道に不慣れな人はマイカーではキツイかと思います。
↓十津川温泉から玉置神社へ道中の風景
さて、玉置神社の駐車場に着きますと、そこから玉置神社まで約20分間の参道を登ります。ちょっとしたハイキングですね。
私たちはちょっと思惑があり、一旦玉置神社を差し置いて、より山頂に近い玉石社に先に参りました。私は神社仏閣に関しては、アニミズム系の考えが好きというか本質だと思っているので、玉石社の写真とかは撮ってません。
そして玉置神社に到着
本当に清々しい境内です。境内へ向かって噴き上げるような風がとても心地よかったです。この風でますます清涼感と清浄感があります。
これにて玉置さん編了、PMへ続く