私が国産オールドを楽しむ訳

こんにちは、セイコーまちっくです。

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セイコーマチックウイークデーター

私は国産オールドのデイデイトが大好物です。

その理由を自分なりに考えたのですが、

①古い国産の高級品は質感が良い

防水性にこそ問題がありますが、総じて国産オールドは作りが高級だったりします。

こう言っては何ですが、やはり熟練の時計職人は当時は日本人(セイコーの45系、61系)がスイスを凌駕しただけあります。

※GS1stやKS1st、シチクロなどはもう芸術品と呼んで良い質感です。クロノスSPやクラウンSP、デラックスなども。これらはノンデイトなので今回のお話では参考程度ですが。

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シチクロ

話を戻しますが、先に紹介したグランプリ100、そして61GS、62GS、56GS、56KS、52KS、グロリアスシチズン、クロノマスターなどは、当時の最高級品であると同時にデイデイトモデルが存在します。

準高級品であれば、オリンピア、ウイークリーオート、62マチック、51マチックP、マチックR、レオパード、クリスタル7の43石などもデイデイトモデルが存在します。

これらのモデルは現在の貨幣価値に直すと、おそらく10万円~40万円の定価であったと思われます。

現在の外装・ムーブ共に国産機械式モデルで、この価格帯の時計で、果たして上記のオールドに匹敵する造り・質感を出せるものがそんなに多くないことは想像に難くありません。

 

②ビジネスで使いやすいステンレス・銀系モデルが多くある。

デイデイトをわざわざ選ぶ大きな理由に、「仕事中に着用したいから」という理由があります。OFFの日に使うものであれば、ノンデイトで構わないわけです。

仕事中に、日付・曜日を確認することは意外と多いものです。その証拠にカレンダーの無いオフィスを見たことがありますか?大抵のオフィスにはカレンダーは付き物です。

また、手帳を持ってないビジネスマンに会ったことがありますか?私は手帳をもってないビジネスマンと仕事をしたいとは思いません。「こいつ大丈夫か?」と思ってしまいます。

キンキラキンのゴージャスな時計をしてる人を見たら、私は「その筋の人かな?もしくは宝飾関係の人かな?または芸術家さんかな?」と思ってしまいます。ビジネスマンは金時計をするものではないと私は思います。過度なアクセサリーはビジネスに相応しいとは思えません。だからシルバー系やステンレスモデルが仕事用には相応しいと思います。安っぽい銀色メッキも良くないでしょう。「え、この人貧乏なの?」と思う人とビジネスしたくはありませんよね?

 

③土曜日の青、日曜日の赤、しかも漢字表記

私はデイ表示が土曜日は青、日曜日は赤で表記してあるものが堪らなく好きです。国産オールドにはこの漢字表記があります。ましてやフルスペルで「日曜日」とか書いてあると凄く個性的だと思います。少なくとも電車の中で漢字表記の時計をしてる人を見たことがありません。ビンテージでもこれは国産にしかない魅力です。ザ・ジャパニーズウォッチって感じです。

※ちなみに60年代のモデルでは、オリエントは青文字表記がないので寂しいです。。。セイコーにはあります。

 

いかがでしょうか?国産オールド、良いとおもいませんか?